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なまこのスレイヤーズ・ゼルアメ中心のブログです。 各種版権元とは一切関係がございません。
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そろそろ良い子は寝る時間。
良い子ななまこは(殴)さぁ寝ようとして―――

なまこ「うーん・・・一軒だけ、まわってみるかなっ・・・キリッ・ω・」

そこは「蒼と銀の時間」のミーナさん宅であった。

コンココーン
ミーナさん「はぁーい?」
なまこ「ゲーッヘッヘッヘトリックオアトリートォォ!!!」
ミーナさん「ハッピーハロウィーン!さぁ、お菓子をどうぞv」
なまこ「ひやっほほーい♪´ω`」

※という会話なんてしてないんだけどね。



はい!!!
ハロウィン企画第二弾は、
我らがミーナさんの、ハロウィン小説をいただきました―――!!!
ぐへっへっへへ・・・
もう、よだれがとまりませんwww

待望の、ミーナさんの小説は、
つづきから読むことができますよvvv
寝る前の、素敵な夢物語になりましたvvv
絶対イイ夢みれます!うふふふ―――♪

ミーナさん、本当にありがとうございました―――!!!


拍手お返事です。

ひじり様へ
言えることはただ一つです。
待ってます・・・!!!
全身全霊で、待ってます・・・!!!
お忙しい中ではあると思いますが、その一言を待っておりました・・・!!!www
待ってます・・・待ってます・・・!!!





―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『伯爵と黒猫の攻防』

秋。
空には雲が低く流れ、街道沿いにはたわわに実った稲穂が垂れている。
虫達がその羽を震わせて歌い、人々は豊穣を祝い祭りを行う。
そんな時期。

俺たち――大変不本意ではあるがアメリアの言うところの仲良し四人組――は沿岸諸国にあるとある町に足を踏み入れたところだった。
空は既に夜の準備を始めたところで、日の光のオレンジと闇の紫が混じり合いこの時間特有の様相を呈していた。
「いったいなんなの??」
「なんかすごいことになってますね」
「おおー。あの家の前にあるかぼちゃでかいなぁ。煮て食ったらうまそうだ」
「……もうそんな時期か」
目の前に飛び込んできたのは、顔の付いたカボチャやコウモリ、黒猫の置物などなどなど。オレンジと黒のオンパレードだ。
おそらくハロウィンの祭りだろう。
俺の説明にリナ達が面白そうに辺りをきょろきょろと見まわしている。
恐らく今日が当日なのだろう、道行く人々もそれなりの格好をしていた。つまり目の前を魔女が通り過ぎたかと思えば、民家の窓からミイラ男が顔を出す様な感じだ。女の声が煩い一角を見れば、胸や足を露出したセクシーな猫娘やバンパイアが嬉しそうにきゃぁきゃぁと騒いでいる。

ぐっとマントを引っ張られそちらを見れば、アメリアが不機嫌な顔で俺を睨んでいた。
「ゼルガディスさん、なに見てるんですか」
「……何って別に何も」
「ふーん。ああいうのが好きなんですかぁ」
好きでも何でもないと答えたものの、聞く耳持たずと言った風情でアメリアはプイと頬を膨らませると早足でリナ達の方に歩いて行った。
まったくもって訳が分からない。
ただ煩い集団がいたのでそちらに目を向けただけだし、そもそも好きだとか嫌いだとか考える間もなかった。
アメリアにリナの横を取られたガウリイが、頬を掻きながら俺の横へ来ると、
「喧嘩でもしたかぁ~?」
「……いや、一方的に不機嫌になりやがった。まったく訳が分からん」
「ははは。まぁ、アメリアも女の子ってこった」
訳知り顔でよく分からないことを抜かすガウリイに肩をすくめて見せれば、まぁそのうち分かるさなどと、にこやかに笑われてしまった。

そのまま少し歩みを進めると、とある一軒の飯屋の前でリナが嬉しそうに足をとめた。
看板には『ハロウィン特別企画! 仮装で来店のお客様、銀貨1枚でディナー食べ放題!!』
嫌な予感がする。
そろりと足を後ろに引いた瞬間、こちらを振り向いたリナと目が合ってしまった。
「ゼルちゃ~ん?」
赤い瞳が細められ、口元が嫌な笑みを形作る。
絶対に何か企んでいる顔だ。
「お、俺は嫌だからな」
「ふふっ。そんな言葉が通用すると思ってるのぉ~」
にたぁ~とか、いひぃ~とかそういう効果音が似合いそうな表情のまま、一歩、また一歩とリナが近付いてくる。
「お、お前らだけでやればいいだろ!」
「何言ってるの!!ここに書いてあるでしょ!グループ全員仮装が参加条件って」
「なぁ、ゼル。悪いこと言わないから大人しくリナにしたがっといた方がいいぞ」
「そうですよ。せっかくのハロウィンなんだからゼルガディスさんも楽しみましょう」
どうやらアメリアの機嫌は直ったらしく、にこにこと笑みを浮かべてる。
この場合、俺が逃げられる確率はあるのだろうか。
……多分、ない。
がくりと肩を落とした俺の背中をリナがポンポンと叩く。
かくて、銀貨一枚食べ放題の為に仮装をすることに決まったのだった。


はぁ、と本日何度目かのため息をつきながら両手を広げる。
ばさりと音を立てるのは漆黒のマント。膝まであるロングタイプのそれは必要以上に重い。
中は燕尾服を着て赤いネクタイを締めている。
頭にはシルクハット。針金の髪はオールバックに出来ないのだから帽子をかぶって誤魔化せとのリナのお達しだ。
はっきり言って堅苦しく着心地の良いものではないが、まぁ許される範囲だと思う。
狼男やらフランケンシュタインやらミイラ男に比べれば、特殊メイクもなく普通に服を着れるだけ多分ましだろう。
トントンと勢いよく廊下をかけてくる聞きなれた音に、思わず視線が泳ぐ。
そして来るべき言葉を予測して、俺はサイドベットの上に置かれた色とりどりの包み紙を手荒に掴むと、服のポケットの中に押し込んだ。

「Trick or Treatでーす!!」
いきなりドアが勢い良く開けられ、思い描いてた通りのものが室内に飛び込んでくる。
リナが魔女がいいと言っていた辺りから恐らくこうなるだろうとは思っていたが、やはりと言うべき仮装内容だった。
黒い尖った耳に、上品に揺れる長い尻尾。黒いワンピースに同じ色の手袋。
胸元は角度によっては本来隠されているべきものまでが見えてしまそうな程開いており、ミニスカートは太もものかなり上の方までスリットが施され白い太ももがちらりと覗く。
はっきり言って極悪ないでたちである。
「ア、アメリア!!なんていう格好をしている!?」
「え??クロネコですよ~。ゼルガディスさんのドラキュラかっこいいですね♪」
当の本人はこちらの気持など分かるはずもなく平気で俺の前まで近づいてくると、興味深げに俺をまじまじと観察する。それに満足すると本来の目的であろうバスケットを両手で抱えて前に出し、小首をかしげて見せた。
黒い大きな瞳が色気にもにた潤みを帯び、動きと同時に髪が揺れて細い首があらわになる。
勘弁してくれ。
思わず頭に血が上り、鼻の奥がツンとして慌てて左手で押さえて目を背けた。
「どうしました?似合ってません??」
背けた視線を捕まえようと俺の目の前にアメリアが顔を出す。こっちを向けばこっちに。あっちを向けばあっちに。小さな腕が俺の体を捕まえて胸の前で左右に動く。逃さないぞと言う心いきは分かるが本当にこれ以上はとても不味い。
なんとか身をよじって逃げていると、アメリアがぷーっと膨れて、
「もう、ゼルガディスさん!!さっきからなんなんですか!そんなことしてると悪戯しますよ!」
してください!(力説)
などと言う事を言えるわけもなく、俺は仕方なく片手で口元を押さえたままアメリアに向き合う。
それから用意してあった色とりどりのキャンディやらラムネやらをポケットから取りだすと勢いよく籠の中に放り込んだ。
「分かったから、少し離れてくれ」
もう、という文句とともにアメリアが一歩下がる。ホッとしたのもつかの間バスケットから戦利品のキャンディを取り出して口に入れているアメリアの仕草にまたも目を覆いたくなった。
うっすらと開けられた唇に、少し差し出された赤い舌。
これは新手の拷問だろうか。
いや、アメリア自身はここまでの破壊力を持っているとは決して気が付いていないはず。そもそもそう言う視点に気が付いてしまえば真っ赤になって固まってしまうような娘なのだ。
実に無意識ほど恐ろしいものはない。
そして、上目使いに見上げながらのダメ押しの一言。
「ゼルガディスさんが好きそうなので、わざわざ先ほどの人たちみたいな衣装選んだのに……」
これはこのまま美味しく頂いて下さいと言う事なのだろうか。
そうだろう。そうに違いない。それ以外考えられない。
それでは遠慮なく、と手を伸ばしてドラキュラよろしく頂こうとした瞬間、
「ゼル~。アメリア~ 行くわよ」
無遠慮にどんどんとドアがノックされリナの声が聞こえ、早くしないと食べそびれるわよだの、とっとと準備しなさいよだの、先に行くわよだのが投げかけられる。
それに合わせてアメリアがクルリと踵を返しドアに向かって歩きだした。
「はぁ~い。いまいきます~~」
今にでも飛びだしそうなアメリアの腕を慌て捕まえると、胸の前で留めていたマントをはずしてその体に投げかけた。
身長差の所為かアメリアが使うと足首まですっぽりと隠れてしまう。
「な、何するんですかぁ~」
「ちょっと待て。その格好で行く気なのか」
「もちろん」
もぞもぞとマントから逃れようとアメリアが体をよじる。その仕草はまるで猫そのもので思わず口元が緩みそうになる。
だが、今はそんなことを言っている場合でなはい。
はっきり言ってそんな露出度の高い服を着て他の男の前になど出るなと言ってやりたい。
やりたいが、そんなこと言えるわけもなく
「それは、その……なんいうか……と、とにかくもう少し落ちついた格好にしてこい」
「……」
アメリアがじっとこっちを見つめる。心の奥まで見透かさそうな視線にどきりと心が跳ねる。
やがてアメリアは軽く肩をすくめると、
「分かりました。着替えてきます」
俺のマントを肩から掛けたまま、部屋を出て行った。
はぁ、と深いため息が口からこぼれ落ちる。
つ、疲れた……
どかっと腰を下ろした安物のベットのスプリングがきぃと一つ嫌な音を立てた。


ほどなくして部屋を再び訪れたアメリアは、首元にふさふさとファーの付いたホルターネックのシャツに、タイツとショートパンツという服装に変わっていた。
大分大人しくなった格好にほっと胸をなでおろすと、アメリアがくすくす笑って甘えたように腕に絡みついてくる。
黒猫娘を連れたドラキュラ伯爵もまぁ悪くはないだろう。

かくて俺達は連れだって『銀貨一枚食べ放題の店』目指して踏み出したのだった。




―――――――――――――――――――――――――――――

ミーナさんのゼルアメって、本当に二人がすごく可愛い・・・!!!
恋に奥手な二人で、
でも、お互いをすごく大事にしているのが伝わって、
なかなか伝わらなくて、
でも少しずつ、少しずつ温かい気持ちがあふれてきて、
つかずはなれず、ちょいと切なくて、
でもやっぱり甘い甘い、
きゅううううんと、する文章が表現が、本当に巧みです!!

ミーナさん、改めまして、
企画参加本当にありがとうございました!!!
これを以て、拍手のお返事とさせていただきます☆

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